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2017年7月 8日 (土)

「髑髏城の七人」における蘭丸について

いや~久々のブログだよ。
 
今日はやたら暑かったから2015XOIを見て涼んでました。
この年の高橋大輔のラクリモーサとデニステンのえーと、とにかくあのプログラムは最高だった。
このラクリは、氷艶で弁慶が死んだ時にぴったりのプログラムだと思った。
最高だったね、氷艶。この話はまた今度。
 
新感線の「髑髏城の七人」シリーズが幕を開け、花鳥風月の花を氷艶と同時に見た。
新感線の代表作とも言えるこの髑髏城を4種類の作品として、解釈と脚本、役者をすべて変えて4つの作品を3か月づつ一年かけての上演になる。
前から言っているように私の一番好きな作品「アオドクロ」もやはり「髑髏城の七人」を
もとにしたものだ。
初めて見てもとにかく面白いから別に前もっての予習などは必要ないが
森蘭丸と天魔王と捨ての介の関係性をよく考えて見ないと納得がいかない(多分)または疑問点が出てくると思うのだ。
4つとも違う観点から脚本してるから4つの作品となるわけなので、面白いのだが
どの作品を見るか、そして自分の好みに合うのかで大きな印象の違いが出てくるだろうね。
私は今花と鳥を見たが、蘭丸だけで言えば、完全に鳥が私好み。
これはやや「アオドクロ」に近かった。
おっと、順序だてないといけない。
 
天魔王は蘭丸を仲間に引き入れる為に、薬を使う。
薬のせいではあっても、あまりにも急激な正から悪への転身。
(ダークサイドに堕ちた美しい剣士)
この後の残虐非道なふるまいにどうして?と疑問を持つのだ。
 
「アオドクロ」
・信長(天)の影武者であった天魔王(智)と捨之介(地)は同じ顔である。
(天魔王と捨ての介は同じ役者・市川染五郎が2役を演じる)
・信長が死ぬ時、天魔王は一緒だったが、蘭丸は信長に生きろとの命で城から逃れる。
・捨之介は、情報収集の為、信長の死に間に合わなかった。
 
初めは仲間を助けようとして髑髏城に乗り込んだ蘭丸だったが
天魔王に薬を使って誘惑されてしまう。
蘭丸は信長のことを、愛していた。
絶対的に愛。
蘭丸は信長の小姓だったし、この時代肉体関係にもあったというのは有名な話。
本当は一緒に死にたかった。。。
生きろと言われていままで生きていたもののそれが本当の自分なのか。。。
なぜ自分は生きているのだ。
殿と共に華々しく生きてきた日々が忘れられない。
 
だから天魔王の
「蘭丸なんの為に生き永らえているのだ?殿はそんなことの為にお前を逃がしたのか?」
「鉄砲300丁?そんなものは要らん。欲しいのは森蘭丸、お前だ。」
そして口移しに血のような薬を飲まし、惑わせる。
このシーンはゾクゾクしたわ~何度再生して見たことか(笑)
薬と呪縛もあったけれど、自分から望んで、
信長と同じ顔を持つ天魔王と一緒に戦い死ぬことを望んだ。
(男って生き物はそういうとこあるよね)
それまで大切にしていた縁(えにし)仲間を自ら断ち切り、
以前の自分、殿と共に常に死と隣り合わせで天下を駆け抜けてきた自分になって、死にたかったのだ。
最後に天魔王をかばって死ぬのはそのためだと思う。
 
※ちなみに「アカドクロ」は蘭丸が女だったという設定。
 
 
 
「花」
・信長と天魔王と捨ての介は違う顔である。
・天魔王は足を引きずる悪知恵の働く小さい器の男。
気が小さい分、疑い深く慎重な男である。
・蘭丸の山本耕史は影は感じるが落ち着きのある男、だいたい40歳はどうよ?蘭丸は美少年じゃなきゃね。
 
 
この公演の場合は天魔王と蘭丸、そこに捨之介を加えた3人の関係性がよくわからず
それぞれが際立ったキャラを作り上げれば良いという事か?
そうなるとアオドクロのような蘭丸の裏切りはどういう心情のものか?演じるほうも見るほうも疑問が残る。
口移しの薬のシーンも特に印象に残らず。
 
「鳥」
・信長と天魔王と捨之介は違う顔である。
・天魔王の森山未来はやや軽い感じがするな。セリフ回しもどうだろう?
・森蘭丸は早乙女太一。彼は外見的に好みではないものの若くてまあ綺麗という点と
なんといっても殺陣の見事さは今まで見た中でも別格。芸術品です。
チケット料金の半分以上はこれに払った気分。
 
これは前にやったワカドクロと同じ感じですね。
ただ前公演と「花」と違って、蘭丸がダークサイドに堕ちる過程は少し説得力があったような気はします。
祈祷師、または魔術師が復活したし、青のように歌で説明してる部分があった。
やはり口移しで薬を飲ませるが、天魔王が軽い感じだからなあ~ああ不満。
 
しかし、先日初髑髏城の友人によると、あまりの転身にびっくりとのことだったが
もうね、自分で想像、妄想することだね。
 
 
 
 

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