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2013年1月 9日 (水)

つぶやき37

人が生きるうえで何を芯にして行くべきか、

何か自分の中に頼りどころがないと、私は不安になります。

私は一体何が好きで、それとどうかかわるべきかは大事なこと。

人間感じ方はそれぞれ違う訳で、誰かのまねという訳にもいかないし

それは心で感じるものだから、

結局自分で決めなくてはならないのです。

そこにふっと舞い降りた彼は

輝くばかりの眩しさを見せつけてくれました。

天性のものに頼らない、、、

ひとつのことを究極に、真摯に突きつめていこうとする探究心は

それはもう見ているものを虜にせずにはいられない。

そして羨ましいと思う。

何かに夢中になる。。。

彼はそうして人を引き付ける。

見る者の心を捉えて離さない。。。

演技を見る者の魂を揺り動かせられるのは

一握りの芸術家だけだ。

彼は何かを演じるのかもしれないけれど

同時に相反することだけれど、自分を表現しなくてはならないのではないか。

努力のテクニックと天性の感性を身に付け、、、そして自分の感情に

委ねて、美しく体を躍動させる。指先までも。

道化師は外に向かう激しい演技です。

今季はこのプログラムと自分の感情が重なって素晴らしい演技を生み出しているのでしょう。

しかし、彼には、激しさを内に秘めた切ない演技が似合う。

まだ、彼の演技に泣けていない。

私の感性のなさだけれど。

けれど、もっと心の底からゾクゾクじたものが見たいと

期待してしまう。

時々、芯が揺らいでいると思う怖い時があります。

失いたくないと切に願っているのです。

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コメント

naoさん、こんにちは。
時々でも、naoさんの言葉の数々を読めるのは嬉しいです。無理せず時にはこうしてつぶやいてください。

フィギュアスケートには、スポーツ的感動と芸術的感動があると思います。
4回転時代より前、男子シングルは3Aー3Tともう一本の3Aが入るかが、メダルの色を決める鍵みたいな時がありまして、ある選手が2本目の3Aを失敗してしまって、でも最後の最後、助走が殆どない2Aの場所で、鮮やかな3Aを跳んでみせて、ちょうど音楽も盛り上がるところで、私はゾクゾクしたことがあります。(今ならザヤックルールに引っかかると思いますが)
伊藤みどりさんのアルベールビル五輪のフリーも、そんな感じでした。前半の3Aが転倒でルッツもダブルになってしまって、もうどうなるかと思った後半、音楽が一番盛り上がる場所で、五輪女子史上初の、あの高くて完璧な3Aを成功させた。すごいドラマでした。
ただこういうのはスポーツ的感動だと思うのです。

高橋選手はスポーツ的感動と芸術的感動の両方を与えてくれる選手ですが、先日の全日本の道化師は、ややスポーツ的感動が強かった演技だったかもしれません。
若手の台頭、SPでまさかの点差、課題の4回転2本、意地をみせてくれと願うファン、舞台は整ったと私は思いました。そしてその期待以上の気迫あふれる演技を見せてくれて、スポーツファンの私としては大満足、やっぱりやってくれたと感動ひとしおでした。

前から私は彼の執念が見えるような演技が見たかったのです。嫉妬とか復讐心みたいなものが似合うと。ロクサーヌもありましたが、あれは自分だけを見てほしい、結果を出したいという当時の彼と重なってグッときました。今回の道化師は、そっちを向くな!俺はまだここにいるというような、現在の彼の状況と重なって、私の心にはすごく響いたのです。

でもnaoさんが彼に期待する感動は少し違うのかもしれませんね。的外れかもしれませんが、naoさんが期待するのは、そういうスポーツ的な感動だけでなく、より芸術的な感動。音楽の中に完全に入り込み、時に幻想的だったり神秘的だったりする、そういう芸術的演技を見て心を震わせたい。そんな感じなのでしょうか?
そしてそういうのができる選手ですからね。この道化師、まだまだ進化していくと思いますよ。

naoさんの思いがふつふつと伝わってくるようなつぶやき、嬉しくて、切ない気持ちで読ませていただきました。このつぶやきとerdbeereさんのコメントを読んで、自分が今回の全日本フリー演技のどういうところに持ってかれてしまったかがなんとなく見えました。

人間は傷つく力、その心のやわらかい底の深さを誰もが本当は持っているけれど、そこは適当なところでごまかし、蓋をする。彼はそうした感情を受け止めきれる健やかさ、それを受け入れるしなやかさ、それを正直にありのままに口にする勇気を持っている人だと思います。以前からそのスケートそのものと、そしてアスリートとして、アーティストとしてのあり方が好きだったこのスケーターに、その人間としてのあり方も加わって、嵌まり込んでしまいました。この全日本のあの演技では、怒りや、やりきれない思い、焦燥感を、嫉妬心を、口にするかわりに、ありのまま、何とスケートで現してみせてしまった。

あれは、あのひと時だけのもので、ここから、これから、とどまることなく、道化師はさらに深まっていくのだろうと思います。楽しみです。そしてあの全日本フリーの演技もまた、これから何年経っても記憶に残っていくだろうと思います。

お二人には、いつも励まされています。
ありがとうございます。

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