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2011年9月14日 (水)

余韻

私は、映画やお芝居、ドラマ、そして小説などは、必ずしもハッピーエンドが好きではない。

どちらかというと悲劇の方が好きかもしれない。

というか、余韻の残る終わり方が好きなのだ。

ラストシーンが、はっきりせずにここから先は、

見てる(読んでる)あなたの想像に任せられるような。

いつまでも余韻に浸っていられて、心地よいシーンでもいいし、

あ~、分からない、、、これはどんな意味が込められているのだろうと

気持ちがわるいものでも、それはそれでいい。

突き放された感じのラストシーンでも、面白いかもしれない。

ハリウッド映画の漫画を原作にしたような派手なアクション映画は視覚的に面白いし、

考えなくていいからその場は楽しく過ごせるから、落ち込んでる時に見るにはいいかもね。

しかし、深く心には残らない。

昔はイタリアの映画が好きだった。ヴィスコンティやフェリーニ。

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(ベニスに死す)

最近は日本やアジアの映画もいい。

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(花蓮の夏)

いつまでも心に残る。。。

高橋大輔の新しいSPは、そんなプログラムだ。

今までの彼の最後の決めポーズとは違う、

あの静かな終わり方は、このプログラム全体に漂う神秘的な気配、そして想像を掻き立てる彼の舞踊のような演技にふさわしい。

そして、それは不思議な余韻を残す。

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コメント

ジャーン!というわかりやすいエンディングにいつのまにか慣れすぎてしまってますね。
このspを短く感じてしまうのも、初めから理解しやすい、想像に難くないイメージのプロではなく、自分が「理解しよう」としてしまうからかしら。そんなことしている間に一瞬の宴は終わってしまう。儚い終わり方によってね。

おはようございます。たびたびお邪魔します。
私も若いころ、イタリア語を勉強していたこともあって、イタリア映画をよく観ていました。「自転車泥棒」「ひまわり」「ヴェニスに死す」・・・もちろん「道」も。私はどちらかというと絶望的なラストは苦手で、何か少し希望が見えるような終わり方が好きかもしれません。
余韻の残る終わり方・・大輔さんのSPですが、最後のポーズと冒頭のポーズがあえて同じにしてあるところ、あれは何か意味があるんじゃないかと思ってます。彼が自分のプロについて「野性的でもあり、理性的でもある」って語っているところも、何か想像を掻き立てられますね。ステップはとても野性的な感じなんんだけど、最後は理性に戻る・・みたいな。

ajaさん
このSPは、今までの感覚だと理解できないのだと思います。
彼の感性には、こちらも感性で心で感じなくてはならないような気がします。
ほんとに一瞬の宴ですね。

kama-shoさん
いつもありがとうございます。
素敵ですね、イタリア語。あの国の芸術性はとても好きです。
特に映像も独特なものが多くて美的感覚が素晴らしい。
彼らの映画には、必ず余韻があったと思うのです。悲劇だけじゃなくても。
でも、悲劇が多いでしょ。「ひまわり」「ヴェニスに死す」「ルードウィッヒ」「イノセント」「地獄に落ちた勇者ども」「道」「8と1/2」。

>ステップはとても野性的な感じなんんだけど、最後は理性に戻る
なるほど、、、、そうです。そんな感じ。

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