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2011年7月19日 (火)

プリンシバル

(プリンシバルとはは、そのバレエ団のトップの階級にいるダンサーのこと。世間で主役を踊る女性バレエダンサーをプリマあるいはプリマバレリーナと呼ぶことがあるが、プリンシパルやファーストソリスト、エトワールは男女ともに任命される。)

高橋大輔をバレエのプリンシバルのようだと例えたコラムを読んだが、私も共感する内容だった。

ただ、バレエに例えるのは、私も前に書いたことではあるけれど、近いけれど、やっぱり違う。

バレエダンサーに彼ほどの役者的な表情はあまり見かけない、特に男のダンサーには。彼らは、身体的に表現しようとするから、もっと無表情だと思う。近いとすれば、プリマドンナの方かな?それでも彼の顔的表情の方が上じゃないか。

彼のこの演技力ったら、見てる我々の心をざわめかせ、惑わせ、恋をさせる。

高橋大輔はアスリートとしての身体能力、スケーターとしての技術を持ち、ダンサー的な身体表現、役者としての顔の表現の仕方まで素晴らしく、指先までもその表現を怠ることはない。

そして、このフュギュアスケートのスピード感を感じながらのジャンプ、ダンスと演技は、似てはいても他のどの競技にはない独特のものだ。

そのバレエにも例えられる芸術性を追及するこの競技は、勝つために4回転ジャンプを入れ、スピンのレベルを上げ、難しいステップも取り入れなくてはいけない。

高橋の追及する納得の演技は、もちろんこのすべてを完璧にこなすことだと思うけど、芸術的なことを追及するのと、得点を高く出すのは微妙にズレが起きてはいないのか?

昨季の高橋の芸術的な表現力が、あまりに得点に結びつかなかったのはどうしてだろうか。

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コメント

naoさん、おはようございます。
やっぱりnaoさんのブログには、激しく頷いてしまいます。ここまで深く高橋大輔を語れる場所は中々ないので、どうか迷わずかと言って無理せず続けてください。

本当にフィギュアスケートは独特のスポーツです。素晴らしい演技を見た後は、なでしこジャパンのようなドラマティックな勝負を見た後の感動と、高い芸術性のある踊りや芝居を見た後の心をわしづかみにされる感動、その両方が同時に押し寄せます。

最近例の妄想癖で、クラシックの動画をよく見るのですが、ピアニストにしろバイオリニストにしろ、曲調によって何とも切なそうな表情をしたりしますね。高橋選手の表現しようとする世界に通じるものがあるのかな?なんて思ったりしています。

採点に関しては、確かにジレンマがあるでしょう。ジャンプや激しいステップが続いた後は、きれいなレイバックスピンで曲に合わせて流した方が、プログラムとしては美しいですが、それではレベルが取れない!そこで無理して足を変え、身体を折り畳んで・・・この辺がスポーツと芸術の両立の難しさでしょうかね?

おはようございます。私はバレエはクラシックバレエが好きなんですが、確かに男性はあまり表情豊かとは思いませんね。役柄のせいかもしれませんが。ロミオとジュリエットのマキューシオくらいかな、個性的なのは。時々、フィギュアもバレエのように同じ振り付けで踊ったら面白いかもと思うことがあります。同じプロを滑ったら、選手の個性はより際立つでしょうね。そして、もちろん高橋大輔が最高の演技と誰ともちがう個性をみせてくれるでしょうね! 世界選手権Exで藤森美恵子さんがある選手の5コンポーネンツについて、技術点をつけるジャッジと別人がつけたらもっと結果が違っていたのではと仰ってましたが、やはり、まだまだこの採点システムも問題はあるのだなと感じました。バレエのコンクールみたいに全員終わってから協議して決めたら面白いかも・・・あの短い時間でたくさんの要素点をつけるのも大変そうですよね。もっと、システムを改善して、見ている私たちとの感動と、採点結果のギャップが少なくなるようにしてほしいです。それでも、高橋大輔ほど世界中のファンに熱い支持を受ける選手はいないという事実は動かせませんよね。

erdbeereさん
いつもコメントをありがとうございます。
いつも不安のなかです。まだ自信がありません。しかし、コメントは力になります。

>ドラマティックな勝負を見た後の感動と、高い芸術性のある踊りや芝居を見た後の心をわしづかみにされる感動、その両方が同時に押し寄せます。
そうです、それです。それがフュギュアスケートですよね。

スポーツの枠にあると、点を考える。しかしそれは芸術性とはまた違う世界になってくるという矛盾ですね。
あのドーナッツスピンなどもいかがなものだろうか?彼にはきれいなレイバックスピンが似合うのにな、、、と。

pororimamaさん
こんばんは。いつもありがとうございます。
クラシックバレエがお好きとは、さすがですね。私はどちらかというと、コンテンポラリーがすきです。しかし、ここにも高橋のような表情での演技はありません。
それでも、バレエとの比較は意外と面白く、発見もあるものですね。
採点によって決められる競技は、主観も入るわけだし、難しいのだろうと思います。

>見ている私たちとの感動と、採点結果のギャップが少なくなるようにしてほしいです
本当にそうおもいます。こんなに感動した高橋の演技に、低い点しか付かないのは納得がいかない。
世界中のファンがそう思うに違いないのでは。

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